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仲村佳樹「スキップ・ビート!」

今秋アニメ化ってことで、仲村佳樹「スキップ・ビート!」を読んでみようかなーって書いたのが1週間前。
とりあえず、1~3巻を購入して読み始めて・・・今手元には、15巻まであります。
はい、ええ、ハマりました。w


ざくっとどんな話かを書くと、幼なじみで売れっ子ミュージシャンの不破尚に
人生を捧げてきた最上キョーコが、不破に裏切られ、復讐に燃えて芸能界入りする話。

・・・と、買う前にそう読んだし、間違ってはないはず。
だけど、読んでみて受ける感じは違う。

1巻、不破にキョーコが傷つけられるまでは、まぁ、そんな感じだった。
その辺まで読んだ時は、ちょっと買ったの早まったかも、と、正直思った。

聞いてたたあらすじ通りで、失敗した感を感じたってのも変な話だけど、
あらすじはともかく、たぶん面白いだろうっていう思い込みみたいな期待があったから。

で、読み進めていくと、、、ばっちり期待以上に面白かった。


不破に裏切られるまでのくだりは、キョーコを形作る上では外せないエピソード。
でも、正直、長々とそこを描いてては本筋に中々入れないし面白くない。
だからだーっと1話で描ききって、キョーコの変身で2話以降に繋げた、と。
そんな感じの第1話。

まぁ、1話って言っても、月刊誌だからページ数はそれなりにあるんだけど。

もう少し、この辺、上手く描くことできたんじゃないかなーとは思うものの、
これはこれで上手く持ってったなーとも思った第1話(ACT.1)。
連載漫画だから、色々と、仕方ない部分はあるだろうしね。

1巻を通して、まぁ、似たような感じはする。
メインストーリー目指して駆け抜けろ、みたいな。

だからどこかちょっと、物足りなさも感じるんだけど、
ACT.4でのマリアちゃんとの出会いのシーンと、
ACT.5で、愛についての椹さんとのやり取りのシーンは良かった。


さっきも書いたけど、連載漫画としての制約の中、最善を尽くして切り抜けた感のある第1巻。
この秋アニメ化される際は、この1巻の部分をどう描くのか期待してしまう。
そのままなぞったんじゃ、正直言って、興がさめる。下手なアレンジも同じく興ざめする。

何かとアニメ化が難しそうな作品だけど、監督としてはこの1巻の部分をどう描くかに、
ものすごく神経使いそう。つか、使って欲しいという願望込みで期待。


1巻の話だけで長くなったけど、15巻まで読んだんだから、15巻まで語るっ。w


ということで、2巻。

LMEに入ってから、やっぱ一気に面白くなる。
入るのがACT.7だから、連載では半年かかってるのか。w


2~3巻にかけての、松内瑠璃子ちゃんとの対決は良かったなー。
ラブミー部としての初の大きな仕事だし。

不破の実家での経験がまた活かされてしまうあたりも良かった。
敦賀蓮の演技に翻弄された悔しさから、演劇を志すところも。

でも一番は、3巻のラスト、養成所での対決かな。
うまく4巻に引っ張って。

雑誌での連載に加えて単行本化も考えて描くって、
漫画家さん&編集さんってすごいな。

最近、ガッシュの件を皮切りに揺れてるけど、読み手としては、
漫画家さんと編集さんには、理想的なパートナーであって欲しい。


4巻は、3巻からのシーンで、キョーコの非凡さが出てくる。
瑠璃子ちゃんとの対決時とは違って、天然で最高の計算をする才能。
5巻のCM対決にも繋がってる。

コーン(石)が出てきて、蓮との過去が垣間見えたり、
「坊」が出てきて、蓮の過去が垣間見えたり、
蓮がらみの伏線も多数登場。


個人的には「天手古舞い」は、もう少し違うワードにして欲しかった。

「そりゃもう天手古舞いだったさ」

「大変でしたね」

って、文脈から掴めてしまえる気がするから・・・


続いての5巻から6巻は、一番好きなところ。

全体通してモー子さんとの話が好きなんだけど、中でもやっぱ、
この5~6巻の話が好き。

モー子(琴南奏江)さん好き、ラブミー部好きは、たぶん同意してくれるかと。

仲直りのエチュード、何回見てもジンとくる。
いわば劇中劇で、キョーコとモー子さんが喧嘩して仲直りするわけじゃなく、
あくまでもA子とB子なんだけど、名シーンだと思うよ。

吹き出す時の「ぷぅーーー」ってのは、ちょっと引くんだけど。w

ACT.30のラスト、モー子さんがスタンプ押すところ、大好き。


ところで、モー子さん、いつからモー子さんになったの?
いつの間にかキョーコが勝手に呼び出して、本人も何も触れてなくない?
読み落とした?
由来は分かるんだけど。「モーモーよく言うムスメさんね」って、
初対面の時に言ってるから。(1巻P101)

ま、いいや。w


6~7巻は、蓮との関係が少しずつ変わっていく。関係が変わっていくというか、
蓮の中でのキョーコが色んな面で変わっていく巻かな。

一方で、不破ともバトル。

7~8巻での、不破のPVをめぐる話も好きなシーン。
モー子さんとの電話で役を掴んで、堕天の演技。

最後、顔を上げた時の表情の変化は、もう1クッション欲しかったかな。
見方によっては、その前の涙が嘘泣きに見えてしまう。
どういうシーンか知ってるから、そうじゃないって分かるんだけど。
ここも、アニメでどう描かれるのかが楽しみなところ。
完成したPVも映像で見てみたいね、難しいと思うけど。


8~9巻は、モー子さんとの絡みがたっぷりの巻。
たっぷりの割には、割と軽いテンポなんだけど。

8巻の最後では、どうなるのって思ったけど、割とすんなり(?)解決。
キョーコ×モー子さん好きとしては、もう少したっぷり見せて欲しかったなー。
ページ数的にはたっぷりだったんだけど。

早く「月籠り」の話に行きたかった?
「Dark Moon~月籠り~」の話に入ってからは、モー子さんの出番減るから、
貴重なモー子さん補給ポイントではあるんだけど。

出番減ると言えば、だるまやさんの出番も。
高校の出番も、養成所の出番も。w

10~13巻は、「Dark Moon~月籠り~」の、蓮の話にかかりっきりだからな。
蓮がキョーコへの気持ちを意識し始めるのもここで、たっぷり費やしてる分、
とっても楽しめる。好きなシーンはいっぱいあるんだけど、中でも一番は、
11巻のラスト、車中の蓮にキョーコが待ってると告げるシーン。

あの見開き2ページ、反則すぎるくらいにキョーコかわいい。惚れた。w


蓮がスランプを抜けて、「Dark Moon~月籠り~」の話は一段落。
引き続き「Dark Moon~月籠り~」の収録なんだけど、不破とビーグルが
絡んでくる新展開が14、15巻。

レイノ、むかつく。
キョーコにあんなこと・・・
不破の数倍むかつく。


と、まぁ、今のところ、ここまで読んだ。

で、ビーグル話がまだ続いてるんで、ひとまず感想はこの辺で置いとこうかなと。

さて、続き、手に入れなきゃーっ。

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2008年06月29日 01:53に投稿されたエントリーのページです。

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